Subject   : コモディティ

カテゴリー : ビジネス


 コモディティ
 コモディティは、日本語では、生活必需品や日用品、商品のことをいいます。 日常的には、資産運用とマーケティングで使われることが多く、その意味(内容)は大きく異なっている。

● 資産運用におけるコモディティ
 コモディティは、資産運用用語では、世界の商品取引所などで取引される商品のことをいいます。具体的には、原油や天然ガスなどの「エネルギー」、金や銀、プラチナ、パラジウムなどの「貴金属」、銅やニッケル、アルミニウム、亜鉛、鉛などの「非鉄金属」、トウモロコシや小麦、大豆、コーヒー、粗糖などの「農産物」といったものがあります。

現在、日本でのコモディティ投資については、東京商品取引所などに上場する商品先物のほか、東京証券取引所に上場するコモディティ関連のETFやETN、コモディティに投資する投資信託などがあります。また、投資商品の特徴としては、インフレに強い点や、値動きが株式や債券などと異なる点が挙げられ、オルタナティブ投資の一つとなっています。

● マーケティングにおけるコモディティ
 コモディティは、マーケティング用語では、日用品のように一般化したことにより、品質や特性での差別化が困難となった製品やサービスのことをいいます。また、市場参入時に高付加価値を持っていた商品の市場価値が、普及段階における後発品との競争の中で低下し、一般的な商品になることを「コモディティ化」と言います。

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