Subject   : 測長センサ

カテゴリー : デバイス > センサ


 測長センサ
 測長センサとは、対象物が帯状のレーザ光をしゃ光する際の光量変化を電気信号に変換し、寸法計測を行う機器です。

測長センサは、物体の幅や位置を測定するセンサで、光量判別方式、CCD方式、レーザスキャン方式の3つのタイプがあります。
いずれも、投光器と受光器により構成されます

 ○ 光量判別方式
 投光器より受光器へ向かって平行なレーザ光を出射し、受光器側でレンズにより受光素子へ集光します。投光器・受光器間に物体があると、レーザ光の受光量が減少するため、物体の幅の変化がリニア出力の変化として出力されます。

 ○ CCD方式
 受光器に一次元CCDイメージセンサを用いることにより、物体の位置も認識することができます。また、デジタル処理のため、光量判別方式よりも高精度に測定することが可能になります。

 ○ レーザスキャン方式
投光器からレーザの細径ビームをスキャンさせながら出射することにより計測を行います。しゃ光時間を物体の幅として計測し、しゃ光物の外径を求めることができます。
外径検査、エッジ位置検出(透明体含む)、ピン間隔検査などに用いられます。
 ⇒ センサの種類

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