Subject  : スノーボールアース (Snowball Earth )

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 スノーボールアース (Snowball Earth )
 スノーボールアース (Snowball Earth )とは、 地球 全体が 赤道付近も含め完全に 氷床 や 海氷 に覆われた状態である。 スノーボールアース現象 とも呼ばれ、日本語では 雪球地球 (せっきゅうちきゅう)、 全球凍結 (ぜんきゅうとうけつ)、 全地球凍結 (ぜんちきゅうとうけつ)と表記される場合もある。

スノーボールアースと呼ばれる現象は地球の歴史上これまで2度(または3度)発生しており、いずれも生物の進化に重大な影響を与えてきたとされている。 最初は、24億年前から22億年の間に起きたヒューロニアン氷期である。次が、約7億3000万年前〜約6億3500万年前に発生したと言われるスターチアン氷期及びマリノニアン氷期である。

地表の気温は平均でマイナス50℃。アイスクリームをそのまま放置でき、バナナで釘が打てる温度です。大陸のみならず、海洋も厚さ1000メートルの氷に覆われました。その下の海水は漆黒の闇となり、食物連鎖を支える植物性プランクトンが消え、ほとんどの生命が地球から消え去りました。文字通り、スノーボール(雪玉)となった地球は、風の音だけが鳴る極寒の大氷原でした。

■ 全球凍結からの脱出
 地球には多くの火山があり、そこから大量のCO2などの温室効果ガスが供給し続けられました。海が凍っていなければ、海水に吸収されてしまうはずでしたが、凍った海はそれを拒みます。

 温室効果は徐々に高まり、ついに氷雪を溶かしました。それがアルベド効果を下げ、太陽熱の流入量を増やし、気温を上げます。

  ⇒ 地質年代表

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