Subject   : 深発地震

カテゴリー  : その他  


 深発地震
 深発地震は震源の深さが深い地震であるが、明確な定義はない。だいたい深さ60kmまでの地震を浅発地震(英: shallow-focus earthquake)、60kmから200kmまでの地震を稍(やや)深発地震(英: intermediate-depth earthquake)、200km以深で発生する地震を深発地震という。深さ500 - 670kmで深発地震が発生することは多いが、670km以深ではほとんど発生しない。ただし、トンガ海溝や小笠原海溝などの特殊な地下構造となっている一部の地域では、これを上回る深さの深発地震も少数ながら発生している。

深発地震では津波の可能性は小さく、一般的に震源が100kmより深い地震ではほぼ津波の心配はないと考えられます。

オホーツク海や日本海、三重県南東沖から東海道南方沖、鳥島近海などでは同様の深発地震が発生することがしばしばあり、数年に一度M6以上の規模の地震も発生します。一方、一度の地震での余震がほとんどないことも特徴です。

 
  ⇒ マグニチュードと震度
  ⇒ プレートテクトニクス(plate tectonics)

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