Subject : アルファ値(alpha value)

カテゴリー: 画像処理


 アルファ値(alpha value)
アルファ値とは、コンピュータが扱うデジタル画像データにおいて、各点に設定された透過度情報のこと。完全な透明(無色)から、完全な不透明(背景の色をまったく通さない)まで設定することができます。
画像を構成するピクセルの透明度を表す値のことです。コンピュータで扱う画像データは、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3原色の階調の組み合わせで各ピクセルの色を表現していますが、これに透明度(Alpha)を表すアルファ値を加えることにより、半透明を表現することができるようになります。

 コンピュータが画像を扱う場合、色情報として、各点についてR(赤)・G(緑)・B(青)の三原色の情報をもち、その組み合わせで色を表現する(CMYKモードの場合は4色)。点の透明度を表現する場合にはこれにアルファ値を加え、4つの情報の組み合わせで一つの点を表現します。
アルファ値は、アルファチャンネルと呼ばれる、別のデータ領域に保存されます。複数の画像を合成する場合などにアルファ値は用いられ、完全な透明から完全な不透明までを表現することができます。ただし、画像の形式やグラフィックスソフトによっては、アルファ値を扱えないものもあります。

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