Subject   : 中華人民共和国 

カテゴリー  : 歴史  > 


 中華人民共和国
中華人民共和国は、国家指導者の指導理論や政策などによって、毛沢東時代(1949年 - 1978年)とケ小平時代以降(1978年 - )の2つの時代に分類することができる。

毛沢東時代の中華人民共和国は、社会の共産主義化を推進した。中華人民共和国の建国後、毛沢東は毛沢東思想に基づき、中国共産党を軸にした世界革命路線を強固に推進し、建国直後の1949年にウイグル侵攻(en)を行いウイグルを占領した。1950年にはチベット侵攻を行いチベットを併合した。1951年にはソ連から旅順港・大連港・南満州鉄道が返還される。1952年には朝鮮戦争に介入し、韓国軍と、アメリカ軍を主体とする国連軍による朝鮮統一を阻止した。毛沢東の指導の下で大躍進政策と核開発を行い、多くの餓死者と被爆者を出しながらも核保有国としての地位を確保する。1959年のチベット蜂起を鎮圧すると、1962年にはチベットからインドに侵攻した(中印戦争)。



<出典: 日本大百科全書(小学館) >
 ⇒ 世界史年表

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