Subject   : ノアの箱舟

カテゴリー  : 人文 > 旧約聖書の創世記 


 ノアの箱舟
 アダムとイヴにはもう一人の子供セトがいた。セトの9代目の子孫がノア(Noah)である。その頃、地上には悪が満ち、神は人を造ったことを後悔した。そして、人間を洪水で滅ぼすことを決意した。神はただ一人神に従順なノアに、巨大な箱舟を造り、家族とあらゆる動物(オスとメスの2頭)を連れて避難するように命じた。

 ノアが箱舟に移ってから7日後に洪水が始まり、水は40日間地上を覆った。箱舟に避難したノア一族と動物以外は全て滅んだ。箱舟はアララト山(Ararat:トルコ東部)に漂着した。ノアは舟の窓から鳩を放した。鳩はオリーブの葉をくわえて戻り、地上から水がひいたことを知らせた。ノアは箱舟から出て、祭壇を作り神に生贄を捧げた。神はそれを認め、2度と生き物を滅ぼさないと約束し、そのあかしに大きな虹をかけた。


 ⇒ 天地創造

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