Subject   : 墨子

カテゴリー  : 人文 >  


 墨子
 前470ころ‐前390ころ 中国,戦国時代の思想家。墨は姓,名は(てき)。一説によると,墨は入墨の刑で,墨子は受刑者を意味し,社会や反対派が彼を卑しんで呼んだのに始まる。墨子の事跡は明らかでないが,魯に生まれて,宋に仕えたという。封建制を是認し,道徳を尊重するなど,儒家と一致する主張が少なくない。だから,墨子は業を孔子に学んだと説くものさえある。しかし,儒家の礼説が繁雑で,財を尽くし民を貧しくするのを非として,墨子は反動的に礼楽を軽視し,勤労と節約を旨とした。

墨家の著述は、 71編,現在 53編。戦国時代中期から秦代にかけて成立したものを集めていると思われる。雑説7編,墨 ?の主要主張を敷延する 24編,論理的知識に関する6編,逸話類5編,城の防御術に関する 11編から成り,主要主張の敷延は,「兼愛」「非攻」「尚賢」のほか,「尚可」「天志」「明鬼」「節用」「節葬」「非楽」などがある。


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