Subject   : 拡張バス

カテゴリー  : パソコン > 周辺機器 


 拡張バス
拡張バスは、拡張スロットに接続された拡張カードとコンピュータ本体を結び、 データをやり取りするための伝送路のことです。
複数の信号線で同時に複数のビットを転送するパラレル転送方式でデータを 伝送しており、1回の転送で同時に送れるデータの量を「バス幅」と呼びます。
拡張バスにはNECのPC-9800シリーズで使われているCバス、PC/AT互換機で 使われるISAバスや PCIバスなどがあり、それぞれに対応した拡張スロットの規格が あります。
拡張スロットは、マザーボードに設けられたカードの差し込み口(コネクタ)と、 本体背面の穴からなり、ここに様々な機能をもった「拡張カード」を差し込む。 カードと外部機器と接続する必要がある場合は、本体背面の穴をふさぐ形で 入出力端子を露出させることができる。 カードとスロットのバスの種類は同じでなければ差し込むことはできない。 なお、ノートパソコンに設けられた、 「PCカード」規格用のカード差し込み口 のことを拡張スロットという場合もあります。
● ISA(Industrial Standard Architecture bus)
IBM社のパソコンであるPC/ATで採用されたバス(パソコン内部のデータ伝送路)規格を、IEEEが正式に標準化したもの。パソコン用のバス規格としてはもっとも普及し、一時期は事実上の業界標準となっていた。しかし、ISAバスの最大データ転送速度は8MB/sしかなく、最近のパソコンの性能と釣り合わなくなってきたため、ISAバスはPCIバスなどの次世代バス規格へ置き換えられています。
● カードバス(Card Bus)
PCカードで使われるバス(データ伝送路)の規格。 Card Bus対応のノートパソコンとカードは32ビット単位でデータの 送受信が行えます。 最大転送速度は132MB/sで、デスクトップパソコンで使われる PCIバスと同じ速度です。

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