Subject   : オリゴ糖(Oligosaccharide)

カテゴリー  : その他  


 オリゴ糖(Oligosaccharide)
オリゴ糖はブドウ糖や果糖などの単糖が3つ以上結合したもので、 代表的なものでは、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、 ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖などがあります。
オリゴ糖は、ビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える役割をします。 また、便秘解消、肥満や老化防止、さらに動脈硬化予防などで有用な 素材として注目されていますが、今後そうした生活習慣病対策の 機能性素材として幅広い食品への応用化が期待されています。

● オリゴ糖のおもな種類
種類 原料 コメント
フラクトオリゴ糖 ショ糖 虫歯にならない甘味料。ビフィズス菌など、腸内細菌叢の 改善に役立つ機能性素材。整腸作用や高脂血症の改善などがある。 タマネギやバナナ、ニンニクなどに多く含まれている。
大豆オリゴ糖 大豆
ガラクトオリゴ糖 乳糖 乳糖(ラクトース)を原料で腸まで届く。 整腸作用やミネラルの吸収促進、タンパク質の消化吸収を助ける効果がある。 母乳に多く含まれている。
ラクトシュクロース
(乳果オリゴ糖)
ショ糖と乳糖 低カロリーで、腸まで届くオリゴ糖。整腸作用やカルシウムの 吸収促進などがある。発酵ヨーグルトなどに多く含まれる。
ラフィノース ビート糖蜜 ビートオリゴ(砂糖大根)を原料とし、低カロリーで、腸まで届くオリゴ糖。 アトピー性皮膚炎の改善に効果、整腸作用や虫歯の予防、肝機能の強化などの効果があるとされている。
キシロオリゴ糖 トウモロコシ キシランを原料とし、さわやかな甘味がある。 便の水分量を理想的に保つことや整腸作用、カルシウムの吸収を促進する。 タケノコにも多く含まれている。
難消化デキストリン
環状オリゴ糖

  参考)http://www.nyu-sankin.net/kind/4effect3.html

 ⇒ 炭水化物(糖質)

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