Subject   : タバスコ(Tabasco)

カテゴリー  : その他  


 タバスコ(Tabasco)
タバスコ(Tabasco)と呼ばれる激辛ソースは、トマトジュース、パスタ、サラダに使用するソースとして人気がある。

 アメリカ、ルイジアナ州海岸沿いのケイジャンの地に、エイヴァリー島がある。Avery Island というこの地は、アメリカ最古の岩塩が産出する地域として有名で、タバスコソースが誕生した所として知られている。

 1848年、アメリカとメキシコの戦争から逃れるようにして、Edmund McIlhenny[エドモンド・マルキヘニー]という人物がエイヴァリー島に移住してきた。現地で、ある人から赤いカラシの種をもらい、このルイジアナのエイヴァリー島に移植した。その後、1861年、南北戦争が起こり、ルイジアナ州南部地域は、バンクス将軍によって占領されてしまった。
 この戦争のために、マルキヘニー氏は、他の地に移り住むことになる。数年後、戦争が終結となり、この地に帰ると唐辛子が真っ赤に咲き乱れていた。  この赤いカラシを観て、マルキヘニー氏は、この地域に産出する岩塩とカラシに酢を加えた辛いソースを考案して、ケイジャンのタバスコソースとして売り出し成功したという。ちなみに、タバスコの名前の由来は、唐辛子の種を最初に持ち出したメキシコのタバスコ川の名を付けたことにある。

 また、タバスコソースの中に緑色をした辛さがタバスコの1/5程度のものがある。Tabasco・Jalapeno Sauce[タバスコ・ハラペーニョ ソース]という。
 ⇒ 香辛料
 ⇒ 西洋料理に使うソース

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