IPCC（Intergovernmental Panel on Climate Change）

　気候変動に関する政府間パネル。

人間活動の拡大に起因する大気循環の変化が気候、食糧、エネルギー、水資源など社会のあらゆる分野に重大な影響を及ぼし、経済の持続的開発を阻害しかねないという共通の認識を背景に、国際的な取り組みを検討する政府間会議で、第一回会議はジュネーブで開かれ、3つの作業部会が設けられた。その3つの作業部会が数年に一度、IPCC報告書を作成する。

　1995年の第二次報告書では1990年の第一次報告書を全面的に見直した結果、2100年には地球の平均気温は約2度上昇し、海面は50cmの上昇を予測した。

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