Subject   : コードビット

カテゴリー  : インターネット・通信 > TCP/IP 


 コードビット
TCP ヘッダの 106 ビット目から111 ビット目までの 6 ビットは、 コードビットと呼ばれ、それぞれ以下のような意味を持っています。

コードビット 意味 説  明
106
URG

Urgent Flag 緊急を要するデータは、緊急ポインタで示される。"1" の場合、緊急に処理するべきデータが含まれていることを意味する。
107
ACK

Acknowlegement Flag 確認応答番号。"1" の場合には、確認応答番号のフィールドが有効であることを意味する。
108
PSH

Push Flag "1" の場合には、受信したデータをすぐに上位のアプリケーションに渡さなければならない。"0" の場合には、受信したデータをすぐに渡さずにバッファリングすることが許される。
109
RST

Reset Flag コネクションをリセット。"1" の場合には、コネクションが強制的に切断される。
110
SYN

Synchronize Flag コネクションを初期化するためにシーケンス番号を同期させる。 ここに "1" が指定されている場合には、コネクションを確立したいという意味で、 シーケンス番号のフィールドに格納されている番号で、シーケンス番号の初期化が行なわれる。
111
FIN

Fin Flag 送り手はデータの送信を終了した。ここに "1" が指定された場合には、今後送信するデータがないことを意味し、コネクションを切断したいという意思を示すことになる。


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