Subject   : リソースレコード

カテゴリー  : インターネット・通信 > サーバ


 リソースレコード
リソースレコードとは、DNSが参照する1つのホストの情報に関するレコードを指します。

リソースレコードはそれぞれが固有の情報を持っており、どのノードにも対応するリソースセットをもちます。リソースレコードは最長63オクテットのラベルで一意に識別されます。
名前 長さ メモ
Owner 可変長 そのドメインの名前で最長255オクテット。この文字列はNull文字で終了する。
Type 16bit このレコードに保存されているリソースのタイプ。
Class 16bit プロトコルファミリーを示すために使われる。16bitにコード化された値で示され、通常は0x0001の値をとる
TTL 32bit リゾルバはこの秒数だけリソースレコードのキャッシュを保持し、その後破棄する。(time to live)DNS情報の検索を高速化
RDLength 16bit RDATAの長さ
RDATA 可変長 TypeとClassによって変化するデータで、リソースの中身となる部分。


● リソースレコードタイプと意味
名前 メモ
A ホストのアドレス
NS そのドメインが管理するネームサーバ
MD そのドメインのメールエージェントをもつホスト
MF そのドメインのためにメール送信可能なホスト
CNAME エイリアス
SOA オーソリティゾーン情報
MB 指定されたメールボックスを持つホスト
MG そのメールグループに属するメールボックスを持つホスト
MR 改名メールボックスのドメイン名
NULL その他情報
WKS ウェルノウンサービス
PTR (逆引きに使用する)ポインタ
HINFO そのホストが使うCPUとOSのタイプ
MINFO メーリングリストを担当するメールボックス
MX そのドメインのメールサーバ
TXT テキスト文字列


 ⇒ ネームサーバ

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