Subject   :MTU(Maximum Transmission Unit )

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 MTU(Maximum Transmission Unit ) 
MTUとは、通信機器などが一度に送信できる最大のデータ量。また、その設定値。送りたいデータの量がMTUを超える場合はMTUごとに分割して複数回に分けて送信する。

一般にMTUが大きいほど効率的にデータを送ることができ、実質的な転送速度を向上させることができるが、雑音が多いなど通信品質が低い環境では逆にMTUが小さいほうがエラーによる再送などが減って転送効率が高まることもある。

通信相手までの経路上に複数の回線や中継機器などが存在し、それらのMTUが異なる場合、経路全体をデータを分割せずに送信することができる最大のデータ量を経路MTUという。データを送信する前に経路MTUを調べることを経路MTU探索(PMTUD:Path MTU Discovery)という。

これに対し、受信側が一度に受信できる最大のデータ量はMRU(Maximum Receive Unit)という。MTUは相手のMRUを超えることはできない。

● MRU(Maximum Receive Unit)
MRUとは、通信機器などが一度に受信できる最大のデータ量。また、その設定値。MRUを超えるデータは一度に受信できないため、送信側で複数回に分割して送信してもらう。
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