Subject   : レジストリ(Registry)

カテゴリー  : パソコン 


 レジストリ(Registry)
Windowsパソコンで、周辺機器(キーボード、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクなど)アクセスプログラム(ドライバ)やアプリケーションソフトウェアの動作に関する設定情報を記録したファイルです。
レジストリには、Windows が動作中に絶えず参照する情報 (各ユーザーに関するプロファイル、コンピュータにインストールされているアプリケーションおよび各アプリケーションで作成可能なドキュメントの種類、フォルダおよびアプリケーション アイコンについてのプロパティ シート設定、システム上に存在するハードウェアの種類、および使用中のポート、など) が収容されます。
Windowsに付属しているレジストリエディタという専用のソフトウェアで編集できます。ただし、むやみに設定内容を変えるとシステムが動かなくなる可能性があるため、初心者は、レジストリの変更は避けた方が良いでしょう。
パソコンのシステムに何らかの更新があったとき(ソフトのインストールや、 周辺機器の追加など)に、自動的にレジストリの内容も書き換えられていて、 その記録をひたすら残します。削除したアプリケーションの情報とかもゴミと して残っている巨大なデータベースになっているので、使えば使うほど、 レジストリは大きくなっていきます。そして起動に時間かかり、動作が 不安定になるという弊害もでてくることがあります。
 Windows 95/98の頃は、system.dat user.dat という二つのファイルで構成され、 Windows ME では、さらに classes.dat が追加され、三つのファイルで構成されています。 system.datは、システムやハードウェアの構成などの情報。起動時に、 必要なデバイスとかアプリケーションの情報を参照して、ドライバなどが組み込まれます。 user.datは、ユーザー固有のデータ情報です。
● レジストリエディタ
レジストリはバイナリ形式なので、内容を見たい(変更したい)場合は、 Windows付属のツール「レジストリエディタ(regedit)」を使うか、 レジストリが読めるフリーソフト(カスタマイズ系のソフト)を使う必要があります。
  • 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で、regedit と打つ。
  • コマンド(MS-DOS)プロンプトで、regedit と打つ。

  ⇒ レジストリの編集

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