Subject   : PC/AT互換機

カテゴリー  : パソコン 


 PC/AT互換機
IBM社が1984年に発売したパソコン「PC/AT」と互換性のあるパソコンの総称で、 AT compatible machine とも呼ばれます。
パソコン規格の業界標準として広く普及しており、Macintoshなど少数の例外を 除いて、現在のパソコンのほとんどはPC/AT互換機です。 世界中の様々なメーカーがこの規格に合わせたパーツを製造しているため、 対応している製品が多く、価格が安いのが特徴です。 CPUにIntel社のx86互換マイクロプロセッサを搭載するため、Intelベースの システムと呼ばれることもあります。
OSにはMicrosoft社のMS-DOSかWindowsシリーズを用いることが圧倒的に多いが、 BeOSやLinux、 FreeBSDなど他のOSを動作させることもできます。

● DOS/V 
  1990年にIBM社が発売した、PC/AT互換機で動作するOS。Microsoft社の MS-DOSに日本語を扱う機能を追加したもの。 IBM-DOS/V, MS-DOS/V ともいいます。 DOS/Vはソフトウェアレベルで日本語をサポートし(つまり専用のハードウェアが必要ない)、世界標準規格であるPC/AT互換機で動作したため、海外の安いパソコンが日本市場に流入するきっかけとなった。 それまでは、ハードウェアに日本語機能を内蔵したNECの PC-9800シリーズ(及びその互換機)を使うしかなかった。 その後、Windowsがパソコン用OSの標準となったこともあり、 日本のパソコンメーカーも次々とPC/AT規格のパソコンを販売し始め、 日本でもPC/AT互換機が標準となっていった。 今でもPC/AT互換機のことを「DOS/Vマシン」などと呼んだりすることがある。

 ⇒ パソコンとは?

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