Subject   : CISC と RISC

カテゴリー  : パソコン 


 CISC と RISC
 MPUは、 マイクロプロセッサ(超小型演算処理装置)と呼ばれ、パソコンの心臓部を構成するデバイス。
命令を構成する方式によりCISC型、RISC型に分けることが出来る。

● CISC(complex instruction set computer)
 複合命令セットコンピュータ。ソフトウェアの継承性を重視してソフトウェア制作を簡単化するために複雑な命令セットを多くもち,機能や命令をハードウェアで実行させるようにしたコンピュータ(MPU)。コンピュータの上位互換性に有利である。一方,使用頻度の低い複雑な命令によって命令実行速度の向上が阻害される面もある。パソコンなどの汎用MPUの主流となっている。

● RISC(reduced instruction set computer)
 縮小命令セットコンピュータ。CPUの命令を最小限に抑えてハードウェアの負担を軽減し,高速動作を追求したコンピュータ。命令セットは使用頻度の高い基本命令に限定し,命令語長の統一,各命令を同じサイクル時間で実行できるなどの手法をとる。高いMIPS値が得られる一方で,コンパイラなどソフトウェアへの負担は重くなる。

● VLIW(very long instruction word)
 命令長が128ビット以上で,複数の処理を並列に高速実行するマイクロプロセッサのアーキテクチャ。
   ⇒ ロジックIC

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