Subject  : 自動車保険の保険料を安くするには

カテゴリー: ショッピング


 自動車保険の保険料を安くするには
とにかく無事故を続けることと、割引の特典や特約などを 有効に活用することです。
▼等級別料率制度
無事故を続ける優良ドライバーには毎年保険料をどんどん安くし、反対に事故を起こして保険を使ったドライバーには、保険料を高くするというシステムです。
20等級の場合は、1等級(50%割増)の年間保険料は、16等級(58 %割引)の約4倍 にもなります。 1年間保険を使う事故がなかったら、次の年は無事故等級が1等級ずつアップしていきます。つまり、保険料の割引率も等級に応じてアップするということです。 事故で保険を使った場合は、事故の種類にもよりますが、いっきに3等級もダウンします。そして、等級ダウンは、翌年の保険料のアップというペナルティとして、契約者にはねかえってきます。
▼安全装備車の割引特典
クルマの安全性が高まれば、事故率も減少し、ドライバーや搭乗者の死傷率も低くなると考えられ、任意保険の世界では、そうした安全装備に対する割引制度を導入しています。次のような装備は保険料割引の対象となります。車検証には記載されていませんので、見積りや契約時にはあらかじめパンフレットなどで自分のクルマにどのような安全装備がついているかをしっかりチェックしておきましょう。
種類 コメント
エアバッグ装着車割引 搭乗者傷害保険料(もしくは人身傷害保険料)の10%程度。 「デュアルエアバッグ割引」もある。
衝突安全ボディ トヨタのGOA、ホンダのG-CON、日産のゾーンボディなど 搭乗者傷害保険料(もしくは人身傷害保険料)が10%。
ABS装着車割引 「アンチロック・ブレーキ・システム」の略で、電子制御により急ブレーキ時のタイヤロックやスピンを防いでくれる仕組みです。 基本保険料(対人、対物、搭乗者)が5%程度。
横滑り防止装置 「トラクション・コントロール・システム」と呼ばれるもので、ハイパワーモデルに装着されています。基本保険料(対人、対物、搭乗者)が5%程度。

▼年齢条件
 年齢条件は基本的に、
     
  1. 年齢を問わず担保(すべての年齢が対象)
  2. 21歳未満不担保(21歳以上のみ対象)
  3. 26歳未満不担保(26歳以上のみ対象)
  4. 30歳未満不担保(30歳以上のみ対象)
以上の4段階に分かれています。 「不担保」とは、「事故を起こしても保険金を支払いませんよ」 という意味ですが、「年齢を問わず担保」と「30歳未満不担保」では、 保険料に2倍以上の開きが出ることもあります。
子どもが免許をとって同じクルマの運転をはじめたら、「子供特約」や 「臨時運転者特約」等がありますので、これらの特約を うまく活用することがよいと思います。
▼ 走行距離やゴールド免許で割引
年間走行距離に応じた保険料の割引があります。 年間走行距離が5000キロ未満なら、保険料は2〜3%程度安くなるようです。 また、ゴールド免許の契約者には10%という大幅な割引をしてくれる保険会社もあります。
▼ 車両保険で免責金額を上げる
免責金額とは、言い換えれば保険会社が「その分は払いませんよ」、つまり契約者が自己負担しなければならないということです。たとえば、修理代が50万円かかって、免責が10万円だったとします。その場合、10万円は自己負担となり、残りの40万円が保険から支払われます。ですから当然、免責金額を大きくするほど、保険料も安くなります。
車両保険で、「一般車両」のワンランク下、「エコノミー+A特約車両保険」は、自損事故、当て逃げは対象外で、その他の損害はカバーしてくれます。
● その他の割引
「うちのクルマは家族しか運転することはありません」  そういう人は忘れずに「運転者家族限定特約」を、 「夫婦限定特約」など、使える特約がないかをチェックしましょう。
2台目以降の自動車保険を契約するときに「複数所有自動車割引」など。 このほかにも、「エコカー(低公害車)割引」、「福祉車両割引」、 「イモビライザー(盗難防止装置)割引」などを導入している 保険会社もあります。


[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]