Subject  : 株式市場の取引と時間の呼び名

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 株式市場の取引と時間の呼び名
東京証券取引所の場合は午前9時から11時までの時間が「前場」(ぜんば)、 つまり、午前中の取引時間となる。ジャスダックや他の市場も基本的には同じ。ただし、大証の特例銘柄は10分早い8時50分から前場が始る。
取引時間の時間帯を「寄付き」、取引時間前の時間帯を 「寄り前」、前場の取引時間の 終了の時間帯を「前引け」(ぜんびけ)などと呼ぶ。

東京証券取引所の場合は午前12時30分から15時までの時間が「後場」(ごば)、 つまり、午後の取引時間となる。ジャスダックや他の市場も基本的には同じ。 ただし、大証は12時30分から15時10分前場まで取引がされている。
後場の取引開始時間の時間帯を「後場寄り」、後場の取引時間の終了の時間帯を 「大引け」(おおびけ)などと呼ぶ。取引時間の最後に行われる売買のことも大引けという。大引けの取引では、ザラバの取引とは違い、売り注文と買い注文を一斉にあつめてすり合わせる形の板寄せ方式となる。ザラ場とは、株式取引における取引時間のうち、前場や後場といった相場が始まる時である「寄り」と相場が終るとき「引け」の取引開始と取引終了を除いた時間のことを指す。
■ 板寄せ方式とオークション方式(ザラバ方式)
株式市場では取引時間スタートの時間帯のことも「寄り付き」という。株式市場の寄り付きでは、板寄せ方式(売買注文を1度に集めて、それを整理して売買を成立させる方式)で売買を成立させる。また、引け(取引時間最後、あるいは前場最後の取引)でも板寄せ方式で売買が成立させる。寄り付きと引けの間には、オークション方式(競争売買、つまり、早い者順で売買の条件が出合ったものから売買を成立させていく方式)で売買が成立していく。こうした売買、あるいは、こうした売買が行われている取引時間を 「ザラ場」という。

■ 大発会と大納会
1月の最初の取引日に行われる発会のことだが、それが転じて、その年の最初の営業日の取引のこと大発会と言うようになった。大発会の取引は午前中のみとなっている。
大納会とは、12月の最終営業日が終了した後に行われる納会のことだが、それが転じて、その年の最終営業日の取引のことを大納会と言うようになった。大納会の取引は午前中のみとなっている。
 ⇒ 株のテクニカル分析
 ⇒ その他の新興株市場

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