Subject : スベリヒユ
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スベリヒユ
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スベリヒユは日本全国どこにでもある雑草ですが、食用にできることはよく知られています。特に食材として好まれている地域もあります。
山形県で親しまれている「ひょう」はスベリヒユのこと。沖縄で「ニンブトゥカー」と呼ばれる野草もスベリヒユのことです。トルコやギリシャで食べられている「パースレーン」「プルミエ」もこのスベリヒユの一種です。漢方で「五行草」として解毒や消炎に使われているのもスベリヒユです。
スベリヒユは先の方の柔らかい部分が美味しく食べられます。固そうな太い茎の部分と先の方の柔らかい部分を分けます。
太い部分は処分しますが、この部分はカラカラに干すとまるでゼンマイの干物のようになり、保存食として食べることもできます。
茹でたあとはしばらく水にさらしアク抜きをしましょう。スベリヒユにはほうれん草より多いシュウ酸が含まれますので、水にさらす手順が必要です。
このあとは水気を切り、おひたしや和え物でいただきます。
細かく刻んでスベリヒユの粘りをしっかり出した「たたき」にし、めんつゆで和えておく
山形県ではスベリヒユを「野菜のだし(きゅうり、なす、ミョウガなどを刻んだご飯に合う郷土料理)」に加えて楽しむこともあるそうです。
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