Subject   : ヘテロダイン干渉法

カテゴリー  : 光学 


 ヘテロダイン干渉法
 周波数がわずかに異なる2つの波を重ね合わせると,その周波数の差に等しい「うなり」「ビート」を観測できます.この「うなり」から必要な情報を取り出すことをヘテロダイン法といいます.光も波ですから,当然「光のうなり=光ビート」を生じます.「光ビート」から情報を取り出すことを,光ヘテロダイン干渉法と呼びます.「干渉」とは,2つの光を重ね合わせることをいいます.

 2つの光のうち一方の光に何らかの情報を与えると,それに対応して光ビートにも情報が現れます.ここでいう情報とは,光の振幅,位相,周波数に何らかの信号を与えることをいいます.つまり,一方の光に何かの情報があるとき,その光に「基準となる」別の光を重ね合わせ(これを参照光といいます),光ビート信号から情報を取り出すことが可能です.この様な信号検出方法を「光ヘテロダイン干渉法」といいます.

 光ヘテロダイン干渉法は,次のような特徴を持っています.
(1)ロックインアンプなどを用いて信号検出をすると,高精度,高感度の測定が出来る.
(2)信号情報が,位相情報だけの時は,外乱による信号光の強度変動に影響されない.
(3)周波数が異なる信号成分(一般にノイズ)の影響を受けない.
(4)参照光の強度を大きくすることで,微弱な信号の検出が可能になる.


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