Subject   : 砥粒と研磨技術

カテゴリー  : 産業・技術 


 砥粒の種類と特徴
砥粒とは 研削,研磨に使用する高硬度の粒状あるいは粉末状の物質の総称 です。
研磨剤は、 ラッピングやポリシングに用いる遊離砥粒を水や油などの中に分散させた溶液状のものの総称。ダイヤモンドなどの高価な砥粒の研磨剤にはペースト状もある
種類 特徴 メモ
アルミナ砥粒 酸化アルミニウム(Al2O3)を主成分とする高硬度の物質 溶融アルミナ質砥粒や焼結アルミナ質砥粒はラッピング用に使用され、ポリシング用の微細アルミナは水酸化アルミニウムを熱処理後に微粉砕、分級して得られる
エメリー 天然に産出する、研削・研磨用のアルミナ質砥粒で、鉄分を多く含む
ガーネット 2価と3価の金属を含む珪酸塩化合物で、和名はざくろ石。一般に、Mg−Al系やFe−Al系のものが硬度が高い
酸化クロム 金属材料のポリシングに適した砥粒
酸化ジルコニウム 準安定正方晶系や単斜晶系のものがガラスや半導体のポリシングに用いられる ジルコニア
酸化セリウム ガラス、石英のポリシング
酸化鉄 過去にガラスのポリシングに多用 高出力レーザ光学部品やフェライトの最終仕上げなどの特殊な用途
シリカ 二酸化珪素(SiO2)代表的な研磨材の材料。コロイダルシリカや高純度シリカの形で使用されることが多い
BN 超砥粒
ダイヤモンド 超砥粒

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 ⇒ 素地研磨技術

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