Subject   : 市場介入(intervention)

カテゴリー : 政治・経済


 市場介入(intervention)
 為替相場を安定的に維持するため、財務省や中央銀行が自国や他国の外為市場で手持ちの外貨を売ったり、外貨を買ったりすること。外国為替平衡操作ともいう。

 介入は国の外国為替資金特別会計を通じて行われ、介入資金については同特会が政府短期証券である「外国為替資金証券」(為券)を発行し、基本的に全額を市場で公募することによって調達している。わが国の外為市場は1973年12月以来、変動相場制を続けており、原則として為替相場を市場における為替の需給にゆだねることにしているが、相場が大きく乱高下する場合には、政府・日銀が随時市場に介入して相場の安定を図っている(スムージングオペレーション)。

また為替相場が、その国のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)から乖離している場合、相場水準の是正を狙った介入をすることもある。



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