Subject   : 懐石料理と会席料理

カテゴリー  : 食品・料理 


 懐石料理と会席料理
 懐石料理は、茶道の形式に則した食事の形である。会席料理は、昔の日本で、貴族や武士などが客人をもてなすために出して料理の形式であり、饗宴料理の代表的な形式として伝えられている。

● 懐石料理
 茶道の形式に則した食事の形です。江戸時代に茶道が理論化され、形式化しました。現代では、お茶会の席上で空腹のまま、刺激の強いお茶を飲むことを避けるために軽い昼食をとることを「茶懐石」と言います。それにならって、レストランなどでも軽め(量の少ない)のコース料理のことを指すことが多いようです

● 会席料理
 昔の日本で、貴族や武士などが客人をもてなすために出して料理の形式です。現代にも、饗宴料理の代表的な形式として伝えられています。同じ「かいせき」と呼ぶものですが、茶道から発展した「懐石」に比べ、宴席で出されが料理なので厳しい作法はありません。料理内容も、懐石よりも充実していて、いわゆるフルコースといわれるものです。一般的な献立は、一汁三菜(吸い物、刺身、焼き物、煮物)が基本。これにお通し、揚げ物、蒸し物、和え物、酢の物などの酒肴と、食事の最後に飯と味噌汁、香の物が出されます。

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