Subject   : ビットレート(Bitrate)

カテゴリー  : 映像・ビデオ 


 ビットレート(Bitrate)
ビットレートの数値は1秒間に流れるデータ量を表します。 ビットレートは動画データの質を決定する重要な要素です。 数値が大きいほど画質が良くなります。但しビットレートが増えればそれに 比例してファイルサイズが増えますのでトレードオフの関係と言えます。
ビデオフォーマット、特にMPEG系ではプロファイルとレベルという区分け においてビットレートが厳密に決まっている場合もあります。 これは再生機器が家電である場合が多いためで、例えばVideoCDであれば 1.12Mbps前後、 DVD-Videoであれば1.5Mbps〜9Mbpsというようになります。
ビデオファイルの場合、制限が無ければ出来るだけ高いビットレートを 使用しますが大体は収録するメディアのサイズ、ストリーミングであれば インターネット上の回線速度により制限されます。 この制限の中で出来るだけ低ビットレートで高画質を得るために高圧縮 コーデックを使用することになります。
一般的にアナログモデム向けで約54kbps、ADSLやCATVで250kbps〜1Mbps程度が 一番使われているビットレートです。
ビットレートにはフォーマット、使用するコーデックにより 固定ビットレート (CBR)可変ビットレート(VBR)と二つを使い分けられます。 固定ビットレートでは常に同じビットレートでエンコードしますが、 可変ビットレートはその名の通り状況によりビットレートを可変させ無駄を 最小にして画質を向上させることが出来ます。 ビットレートが同一であれば解像度を変えてもファイルサイズは変わりません。

● bps(bits per second)
 ビーピーエスは、データ伝送速度の単位。1秒間に伝送するビット数で表示される。USB2.0の480Mbpsは、1秒間に4億8000万ビットデータを伝送するということ。

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