Subject   : 多座配位子(multidentate ligand)

カテゴリー  : 学びの館 > 化学 


 多座配位子(multidentate ligand)
 多座配位子(multidentate ligand)とは、1分子で2箇所以上に孤立電子対を有しており、金属イオンなどと2箇所以上で配位結合できる箇所を有した化合物である。なお、多座配位子が金属イオンを結合して作った錯体が、キレート化合物(英語版)である。これに対して、1分子から1箇所しか配位結合する場所を持たない配位子は、単座配位子(monodentate ligand)と呼称する。

種類 メモ
エチレンジアミン 最大で2箇所の配位結合を作る能力を持った、2座配位子である
エチレンジアミン
四酢酸の陰イオン
最大で6箇所の配位結合を作る能力を有する。つまり、6座配位子である。なお、エチレンジアミン四酢酸に1つのカルシウムと2つのナトリウムを配位させた化合物は、エデト酸カルシウム二ナトリウムとも呼ばれ、鉛中毒の解毒に用いる場合がある。また、缶詰や瓶詰に添加する場合もある。
バソクプロイン 2座配位子。
シュウ酸の陰イオン 2座配位子。
ポルフィリン 4座配位子。
ジメルカプロール BALとも呼ばれ、鉄やカドミウムやセレンの毒性を増す一方で、水銀やクロムやアンチモンなどとキレート化合物を形成して排出を促進するため、これらの中毒の際に、筋肉注射して用いる場合がある。
デフェロキサミン 3価の鉄イオンをキレートし易い化合物で、鉄中毒の治療に用いる場合がある。
デフェラシロクス 3価の鉄イオンをキレートし易い化合物で、鉄中毒の治療に用いる場合がある。


<出典:Wikipedia>

 

 ⇒ 配位結合

[メニューへ戻る]  [カテゴリー一覧]  [HOMEへ戻る]