Subject   : 脈診

カテゴリー  : その他  


 脈診
 韓国ドラマ「チャングムの誓い」で医者が脈診をする場面が 出てきますが、 脈診には「関」「寸」「尺」があり、片手で6カ所、両手で12カ所に わたる脈を見ます。 そのうえで弦脈・軟脈・濡脈の区別、沈脈や伏脈の区別、さらには、 細脈・滑脈・渋脈の区別をします。脈の種類だけで十数種類あります。
中国漢方の名医は脈診で大半の病気の診断が可能だそうです。 脈から体の部位にある振動(情報)を読み取り現在だけでなく過去の 病歴、またこれから起こるべき病気に対しても診断します。
種類 よみ メモ
浮脈 ふみゃく 指を軽くあててもわかる脈
沈脈 ちんみゃく 浮脈に対するもので指を軽くあてたくらいではわからず、強く圧してわかる脈
数脈 さくみゃく 拍動数の多い脈で、通例、1分間で90以上をいう
遅脈 ちみゃく 数脈の反対に拍動数の少ないものを指し、通例、1分間で60以下をいう
大(洪)脈 だいみゃく、こうみゃく 左右横に幅の広い脈をいう
小(細)脈 しょうみゃく、さいみゃく 大(洪)脈の反対で幅の狭い脈をいう
弦脈 げんみゃく 弓の弦に触れるような感じの脈で上下動の少ない突っ張った脈
緊脈 きんみゃく 弦脈に似るが、弓の弦に触れて左右に動くように感じる脈
微脈 びみゃく ごく弱い脈で注意してみないとわからない


 ⇒ 東洋医学

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