Subject  : 高血圧脳症

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 高血圧脳症(hypertensive encephalopathy)
 脳の中にはたくさんの血管が張り巡らされています。高血圧脳症とは、血圧が急激に高くなることによって脳の血管が急激にふくらみ、脳を圧迫する事によって起きる病気です。 脳には血圧の影響を受けないような調節機能がありますが、あまりにも急激に血圧があがってしまうと、この機能の限界を超えてしまうのです。oo最近では高血圧の治療が普及しているので、少なくなってきています。

 慢性的に高血圧の人、褐色細胞腫、甲状腺機能亢進症の人

 【症状と診断】
初期症状
 頭痛、はきけ・嘔吐があります。

進行すると・・・
チェーン・ストークス呼吸(普通の呼吸がだんだん小さくなって止まりしだいに大きくなり普通に戻る)、突然意識障害などを起こすこともあります。

 症状と血圧で診断します。

 【治療】
とにかく急速に血圧を下げる必要があります。昏睡状態になる前に血圧を下げればほとんど後遺症はなく回復しますが、昏睡状態が長く続くと後遺症が残る場合があります。
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