Subject  : 原虫肺炎

カテゴリー: 健康・医療情報 


 原虫肺炎
 原虫肺炎 真核単細胞の微生物である原虫により引き起こされる肺炎です。

寄生虫による肺炎 肺に寄生虫が住み着くことで引き起こされる肺炎で、肺の炎症以外にも様々な症状が出る場合があります。

肺寄生虫症とも言います。寄生虫が肺に侵入して発症する疾患の総称です。肺吸虫症、イヌ糸状虫症、糞線虫症、エキノコックス症、トキソカラ症などがあげられます。多くは食べ物の中に潜んでいる寄生虫の卵や幼虫を口から摂取して感染します。肺で成虫になるものの他、幼虫の時期に肺を通過するものなど様々な種類があります。

比較的多くみられる肺吸虫症(宮崎肺吸虫症とウェステルマン肺吸虫症があります。)の幼虫はサワガニやモクズガニ、イノシシなどに寄生しています。これらを十分加熱せずに食べることで感染します。この他、寄生虫の卵が含まれている動物の糞、それらで汚染された土壌、野菜などから経口的に感染するものもあります。また、感染している蚊などの吸血昆虫から皮膚を介して感染する寄生虫症もあります。感染した寄生虫の卵や幼虫は、各々に成長してヒトの体内を移行し、肺に病変を作ります。

 ⇒ 肺炎

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