Subject  : 胆石の種類

カテゴリー: 健康・医療情報 


 胆石の種類
 胆石は肝臓から分泌される胆汁が固まり、石状になったものが胆嚢や胆管に溜まるものです。 胆石が出来ると、腹痛・腰痛・肩こりの発生、発熱、嘔吐などの症状が出ることがあります。 胆石は成分によって分類されます。

 ● コレステロール結石
 体内のコレステロールが増加したり、コレステロールを溶かす胆汁酸が減ってしまうことによりコレステロールが結晶化して結石となる症状です。 原因として、肥満、高カロリー・高脂肪食、加齢、妊娠、薬品の摂取、遺伝などがあります。 またコレステロール結石は女性に多いとも言われています。

 ● ビリルビンカルシウム結石
 細菌感染が原因で増殖した細菌の持つ酵素により、胆汁中のビリルビンがカルシウムと結合して結石となる症状です。 また細菌以外にも寄生虫などによりビリルビンカルシウム結石が出来ることもあります。 主に細菌に感染しやすい高齢者に多いといわれています。 ビリルビンカルシウム結石は黄色っぽい色をしています。

 ● 黒色石
 溶血性貧血や肝硬変などの肝臓病が原因で結石となるといわれている症状です。 また高齢者にも多く見られる症状です。

 ⇒ 胆石

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