Subject  : カロナール

カテゴリー: 健康・医療情報 > 薬学 


 カロナール
 カロナールは「アセトアミノフェン」を成分とする処方薬の解熱鎮痛剤です。 カロナール錠200/カロナール錠300/カロナール錠500といった錠剤のほか、坐薬や粉薬、シロップなど多くの種類があります。 15歳以上の方だけでなく、赤ちゃんや授乳中のママでも使用できる成分ということもあり幅広く使用されています。 まずはカロナールの効能・効果について確認していきましょう。 薬の説明書に当たる添付文書には以下のとおり記載されています。 カロナールは、頭痛を初めとしたさまざまな痛みに対して使用できます。 また、いわゆる風邪の急性上気道炎に対しては、熱を下げるためにも使用されます。

鎮痛作用に関しても文字通り、様々な原因による痛みを抑える痛み止めとしての効果があります。一般的に使用される具体例としては、生理痛・頭痛・歯痛・腰痛などがあげられます。

 ▼ 主な副作用
   長期服用・過量服用により肝臓の機能が悪くなる肝機能障害が起こる可能性があるので注意が必要です。飲酒は肝臓の機能障害の副作用を起こしやすくする恐れがありますので注意しましょう。
また、薬剤性過敏症症候群が千人から1万人に1人発症する。薬剤性過敏症症候群の初期症状は発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節 腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発 性の重篤な過敏症状があらわれる。なお、ヒトヘルペ スウイルスの再活性化を伴うことが多 く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
 ⇒ 鎮痛薬

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