Subject  : パナルジン

カテゴリー: 健康・医療情報 > 薬学 


 パナルジン
 血液の中の血小板の働きを抑えることにより、血管の中で血の塊(血栓)ができやすくなっている状態を改善し、血栓症の再発や血流障害を防ぎます。 通常、血栓・塞栓の治療、血流障害の改善などに用いられます。

 ▼ 主な副作用
 主な副作用として、鼻出血、皮下出血、発疹、そう痒感、発熱、食欲不振、胃不快感、嘔気、肝機能障害、頭痛などが報告されています。

重大な副作用
・出血傾向(歯ぐきの出血、鼻血、皮下出血など)、発熱、紫斑 [血栓性血小板減少性紫斑病]
・発熱、のどの痛み、全身倦怠感 [無顆粒球症]
・皮膚や白目が黄色くなる、全身倦怠感、食欲不振 [重篤な肝障害]
・階段や坂を上る時の動悸や息切れ、全身倦怠感、出血傾向、紫斑 [再生不良性貧血を含む汎血球減少症、赤芽球癆、血小板減少症などの血液障害]
・頭痛、意識障害、腹痛、吐血、血便 [出血(脳出血などの頭蓋内出血、消化管出血などの重篤な出血)]
・発熱、紅斑、水疱、びらん [中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症、多形滲出性紅斑]
・みぞおちの痛みや圧痛、嘔吐、吐血 [消化性潰瘍]
・発熱、全身倦怠感、尿量減少、手足や顔のむくみ [急性腎不全]
・発熱、から咳、息苦しい [間質性肺炎]
・発熱、関節痛、胸部痛 [SLE様症状]

 ⇒ 心臓病(循環器疾患)の薬と働き

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