Subject  : プレタール

カテゴリー: 健康・医療情報 > 薬学 


 プレタール
 トロンボキサンA2による血小板凝集を抑え、また、血小板と血管平滑筋のPDE3活性を阻害して抗血小板作用および血管拡張作用を示し、血流を改善します。 通常、慢性動脈閉塞症に基づく潰瘍、疼痛、冷感などの症状の改善、脳梗塞の再発抑制に用いられます。

 ▼ 主な副作用
 頭痛・頭重感、消化管出血、胃・十二指腸潰瘍(みぞおちの痛み、吐き気、黒色便)、発疹、皮疹、かゆみ、動悸、頻脈、ほてり、心房細動・上室性頻拍・上室性期外収縮・心室性期外収縮などの不整脈、眠気、めまい、不眠、しびれ感、腹痛、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、胸やけ、腹部膨満感、味覚異常、皮下出血、頻尿、浮腫、胸痛、耳鳴、倦怠感、発熱、間質性肺炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

重大な副作用
・呼吸困難、全身のむくみ、急激な前胸部の圧迫感・胸痛、動悸・息切れ [うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症、心室頻拍]
・頭痛、意識障害、腹痛 [出血(脳出血などの頭蓋内出血、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血など)]
・頭痛・のどの痛み、筋肉痛、寒気や震えを伴って高熱が出る [汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少]
・発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]
・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [肝機能障害、黄疸]

 ⇒ 心臓病(循環器疾患)の薬と働き

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