Subject   : DNS(ドメインネームシステム)

カテゴリー  : インターネット・通信 


 DNS(Domain Name System:ドメインネームシステム)
DNSは、ネットワーク上にあるコンピュータの ドメイン名IPアドレスに 変換したり、逆にコンピュータのIPアドレスをドメイン名に変換する 働きをします。(マッピング)
ドメイン名からIPアドレスへの変換のことを「順引き」といい、 IPアドレスからドメイン名へと変換するマッピングを「逆引き」といいます。
その他、メールの配送先となるサーバを調べる機能もあります。 メールサーバがメールを配送するときに、DNSには、メールアドレスの @マーク以下の部分ごとに、そこにあてたメールを取り扱うメールサーバが 登録されています。そして、取り扱いメールサーバが分かると、 メールサーバはそのサーバに向けてメールを配送します。
DNSの主な働きは「ドメイン名からIPアドレスへの変換」 「IPアドレスからドメイン名への逆変換」、そして「メールサーバの通知」の 3つです。 DNSの問い合わせに答えてくれるサーバーのことをDNSサーバーまたは ネームサーバーといいます。
DNSは1台だけで全体の機能を提供することができません。無数の DNSサーバーが存在します。それらがお互い、分散協調システム で、それぞれの役割をこなしながらお互い協力して全体のシステムが 成り立っています。 分散とは、「負荷の分散」、「危険の分散」、「機能の分散」の3つが あります。
クライアントは、このDNSサーバーのおかげで、未知のIPアドレスの サーバーと通信ができるようになるのです。
ネームサーバーには、振り分け先情報(知っているものだけ)を答える 「コンテンツサーバ」と最終的なIPアドレスを求める「フルサービス リゾルバ」などがあります。

   ⇒ インターネットのしくみ

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