Subject   : 肝細胞増殖因子(HGF)

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 肝細胞増殖因子(HGF)
 肝細胞増殖因子 (Hepatocyte growth factor; HGF)は、分子量が約9万の一本鎖のタンパク質。

HGF activator (HGFA)と呼ばれるセリンプロテアーゼにより分子量約6万のα鎖と約3万のβ鎖に切断されると生理活性を発現する。

日本で発見された増殖因子で、肝臓や腎臓の再生や神経の保護を担う生理活性タンパク質。 HGFは細胞の増殖促進作用に加え、細胞の遊走や生存を促す作用が強く、がん組織でHGFの過剰な産生が起こると、がんの転移や抗がん剤に対する耐性につながる。

肝細胞の最も強力な増殖因子であることが知られていますが、肝臓以外の、腎臓、脾臓、肺など多くの臓器で産生されており、器官再生促進作用を有しています。
血清HGFは急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変など種々の肝疾患で高値となりますが、特に劇症肝炎では著明に高く鑑別に有用です。
 ■ 
 

 ⇒ サイトカイン

[メニューへ戻る]  [カテゴリー一覧]  [HOMEへ戻る]  [用語索引]