Subject   : エプスタイン・バー(EB) ウイルス

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 エプスタイン・バー(EB) ウイルス
 エプスタイン・バー(EB) ウイルス(ヒトヘルペスウイルス4)は、アフリカなどで小児に多くみられるバーキットリンパ腫(報告した英国人外科医の名に由来します)というがんから発見された特異なウイルスで、ヒトのがんにおける最初の原因ウイルスとして一躍脚光を浴びました。また、中国南部・東南アジアなどで発生の多い上咽頭がんでもこのウイルス感染の関与が示されました。  ところが、調べていくうちに、EBウイルスが、一般の人々には、通常、不顕性感染していることや、初感染の一部で、発熱、リンパ節のはれへ肝臓や牌臓の腫大をみる伝染性単核症となることが分かりました。さらに、近年、臓器移植例(免疫抑制剤の使用)、後天性免疫不全症候群(AlDS)などの免疫不全症におけるリンパ増殖性疾患・リンパ腫の発生が問題となっていますが、その原因の大部分がこのEBウイルスの感染によることが判明しました。すなわち、不顕性感染からがんをも含んだ多彩な顕性感染に、このウイルスが関与していることが分かりました。

伝染性単核症、鼻咽頭癌、悪性リンパ腫などの原因にもなります。

<出典:>

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 ⇒ ウイルスの種類

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