Subject   : サザンブロッティング法 (Southern blotting technique)

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 サザンブロッティング法 (Southern blotting technique)
 特定の DNA 配列を膜(特殊なナイロン膜など)上で検出する方法です。名称は考案者の E. M. Southern に由来します。

制限酵素で切断した DNA 断片を電気泳動で分離した後に、膜に転写(ブロッティング)し、 標識した DNA(プローブ)と結合させ、目的の DNA 断片を検出します。

<出典:>

 ■ ノーザンブロッティング法 (Nortern blotting technique)
  特定のRNA配列を膜(特殊なナイロン膜など)上で検出する方法です。名称は、サザン (Southern)に倣って、ノーザン(Northern)と付けられました。 RNAを電気泳動で分離した後に、膜に転写(ブロッティング)し、標識したDNA(プロー ブ)と結合させ、目的のRNAを検出します。

 ■ ウェスタンブロッティング法 (Western blotting technique)
 特定のタンパク質を膜(特殊なナイロン膜など)上で検出する方法です。電気泳動で分離したタ ンパク質を膜に転写(ブロッティング)し、特定のタンパク質に対する標識抗体と結合させ、 目的のタンパク質を検出する方法です。免疫ブロット法、イムノブロット法ともいわれます。 ウエスタンの名称は、サザン(DNA)、ノーザン(RNA)に倣って付けられました。
 ⇒ DNA(デオキシリボ核酸)

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