Subject   : テレビの規格

カテゴリー  : 映像・ビデオ 


 テレビの規格
アメリカ標準の「NTSC」とヨーロッパ標準の「PAL」方式があります。
 NTSC
「National Television Standards Committee」の略。アメリカ合衆国内の テレビとビデオも規格を設定する責務を担う団体。 テレビ用のNTSC規格では、1秒間に60回ハーフフレームを書き換える 「インターレース方式」が規定されており、日本 、韓国や台湾、中南米諸国などでこの方式を採用しています。
水平方向の走査線数が525本で毎秒30フレーム(1秒間に30回画面を書き換える) のインターレース方式で、水平走査周波数は15.75MHz、垂直走査周波数は60Hz です。 各フレームにに約1600万色の異なる色を含めることができます。
 PAL
「Phase Alternating Line」の略。フランスを除く西ヨーロッパで主に採用 されているテレビ方式で 、アメリカ合衆国の標準である NTSC が 1 秒あたり 60 個のハーフ フレームを 525 本の走査線で書き換えるのに対し、PAL は 1 秒あたり 50 個のハーフ フレームを 625 本の水平走査線で書き換えます。
フレーム周波数25Hz・映像信号帯域4.2MHzまたは5.0MHz・ 水平同期周波数15.625kHz。NTSCとPALでは、1秒あたりのフレーム数や 走査線数が方式ごとに異なっているため、テレビ会議などで 相手端末の映像信号方式を意識することなく通信できるように、 共通中間フォーマット(CIF/QCIF)が規定されています。
 SECAM
フランスと東ヨーロッパで採用されているテレビ方式。 水平走査線625本・フレーム周波数25Hz・映像信号帯域5.0MHzまたは 6.0MHz・水平同期周波数15.625kHz。


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